私たちが日々暮らす地域や風土の中では、気候や言葉、習慣や祈り、歴史や時代などをバックボーンに、様々な「美のかたち」が生み出されています。そのような「美」の海原に思いを馳せ、日々の暮らしの中で生まれ育まれる「美」と「美術」の関係をノートギャラリーは考察しています。
それらは、その場所・時代を生きる私たちの存在を証明するものです。そして、時に私たちを励まし、鼓舞し、癒しを与え、さらには新たな価値観となり、生きる支えとなる財産です。
そのような思いから、その「風土」その「時代」だからこそ生まれてきた、今を生きる同時代の「土着性」をはらんだユニークな価値観を持った現代美術作家の紹介に取り組み、関西のアートシーンを語る上でも外せない作家を生み出せればと思います。
また、それらの作品を通してみなさんのイマジネーションの扉に問いかけ、創造的なくらしをつくりだす一助となれれば幸いです。
京都と大阪を結ぶ東海道(京街道)56番目の宿場町 枚方宿の町家をリノベーションして、私たちは2011年9月にノートギャラリーを開設しました。
ノートギャラリーはその風土や時代だからこそ生み出される「美術」を思考する「ホワイトキューブの茶室」です。
展覧会に合わせて、その作家のユニークな価値観を取り入れた「ノートの茶会」を開催しています。
会費 お茶席のみ 500円(税込)、お点前体験 1,000円(税込)
事前予約は notegallery@gmail.com または店舗にて随時承っています。その場でも受付できます。ぜひお気軽にご参加くださいませ。
日程は展覧会会期中となりますのでお問い合わせくださいませ。